人生たらレバ炒め

気になることをひたすら書くだけの、いわゆるチラ裏雑記ブログ

新社会人の心を脅かす恐怖の病 ~五月病~

 

こんばんは。みとです。

 

史上最長、10連休のGWもいつの間にか終わり、学生や社会人の方は日々のタスクに追われる生活が再開したことでしょう。

もちろん私も例外ではなく、GWですっかり狂ってしまった体内時計を気合で戻しつつ、せっせせっせと仕事をしています。

 

さて、GW明けと言えば毎年流行する病がありますね?

 

そう、五月病です。

 

特に新社会人に多いのですが、GW明けになると「仕事に行くのがめんどくさい……。」と言う人が出ます。私もそうでした。

五月病になっても、その後復活出来れば問題ないでしょうが、中にはそのまま仕事を辞めちゃう人もいるそうです。そう考えると重大な病のように聞こえます。

 

しかし、五月とは言いますが、五月病って本当に病気として存在するのでしょうか?ただ単に長期間休んだせいで仕事に行きたくなくなっているだけなのでしょうか?

 

というわけで、今回は五月病の話です。

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目次

 

 

五月病は実在するか

そもそも「五月病」という病名が存在するのでしょうか?

 

結論から言いますと、「五月病」と言う病名は存在しません。

五月病」はあくまでも俗称として存在しているだけです。

 

では、「五月病」と言うのはただの心の甘えなのでしょうか?

 

と言われるとそういうわけではなく、五月病の症状で病院を受診した際は適応障害」や「うつ病と診断されるそうです。

 

なので「GW明けからどうにも心身の調子がよくない……」と言う方は、病院に行ってみる、と言うのも手かもしれません。

 

五月病の原因

さて、五月病と言うのが実際に存在する、という事がわかったところで、「何故人は五月病になってしまうのか」ということを考えてみましょう。

 

ざっくばらんに言ってしまうと、原因は「ストレス」です。

 まぁ、適応障害などの単語から安易に推測できるでしょうが……。

 では、この「ストレス」の原因 ですが、大きなものとしては「生活環境の変化」が挙げられます。

学生から社会人になり、多くの人が「会社」という組織の中でビジネスをしていくことになります。「働く」ということそのものがストレスになる場合もありますし、新しい人間関係がストレスになっている場合もあります。上司からの叱責などで心に傷を受けてしまった方もいるかもしれません。

また、転居などで新しい土地で暮らし始めた方だと、「よくわからない土地で過ごす」というストレスも抱えることでしょう。

 

こういった、新生活をする際に発生する、全てのストレスが「五月病」の原因だといわれています。

 

五月病の症状

次に五月病の症状を見て行きましょう。

 

よく聞く話ですと「体がだるい」、「仕事に行きたくない」、「何も楽しくない」といった、いわゆる適応障害」・「うつ病の様な症状が発生します。

また、これに加えて「不眠」の症状が表れる人も多いようです。

重篤な症状だと。「めまいや動悸」、「パニック発作」、「コミュニケーション障害」と言った、発達障害パニック障害の症状が表れる人もいるようです。

 

五月病を治すには?

五月病」は、病名こそつけられていませんが、立派な精神疾患です。

体の不調を感じた際は、まずはかかりつけ医などに診察してもらい、もし体に不調が見受けられないようであれば、精神科・心療内科に行くことをオススメします。*1

 

ちなみに私もかなりガッツリと五月病になった身です。その時は「なんか休みが長かったから気合入らんのかな~」くらいにしか思っていなかったです。

それだけで済めばよかったですが、ある日突然朝布団から出れなくなって、3日ほど仕事を休んだ記憶があります。その3日間はほぼ家に引きこもってました……。

 

私の場合は幸運にもその後復帰し、無事に治りました。しかし、今思うとかなり危ない状態だったんだなぁと思いました。

みなさんも、今後が潰れてしまうくらいなら2、3日休暇を取るのもありかもしれません。GW明けにまた休むのは気が重いかもしれませんが、今後の事を考えると安いものだと思います。

 

五月病を予防しよう!

五月病にすでになってしまった場合は精神科・心療内科に行くことをオススメしますが、一番いいのはかからないことです。

では、五月病にかからないために何か出来ることはないのでしょうか?

 

という事で、予防法も調べてみました。

 

  • 趣味を楽しむ!
  • 運動をする!
  • 生活リズムを整える!

 

など…色々あるのですが詳細は省きます。早い話が「ストレスを溜めるな」「早寝早起きしろ」という事です。

わかりやすいですね!

ただし、飲酒・喫煙でストレス発散をするのは返って逆効果になる場合がありますので、控えるようにしましょう。その他で何か発散できるものを見つけましょう。

 

なければ腕立て腹筋背筋で夏に備えましょう!((

 

そして、睡眠はしっかりと取るようにしましょう。寝不足はもってのほかです。

 

 

さて、今回は五月病について調べてみました。新社会人の方はもちろん、すでにバリバリ社会人だという方も、長い長いGWが終わって気が抜けてしまっていると思います。

そんな時こそ、五月病の魔の手はあなたのそばに来ています。油断せずに、夏に向けて心身健康的な生活をしましょう!

 

あと、すでになってしまった人はお大事になさってください。本当にダメだと思ったら病院に掛かってください。少なくとも今よりひどくなることはないですので……。

 

では、五月病に負けないように頑張っていきましょう!

 

以上、みとでした!

*1:精神科と心療内科は、名前こそ違いますが、診療内容に大きな差異はないです。